一度は行ってみたい、カプリ島の青の洞窟。
ただ、船酔いが心配という方も多いのではないでしょうか。今回、妊娠7ヶ月の筆者(当時)が船酔いゼロで行ってきましたので参考にしていただければと思います。
ナポリからモロ・ヘヴェレッロ港へのバスに乗る
バスチケットの購入
空港から出るところに、バスチケットの購入機があります。
“Port”を選択
クレジットカードも使用できます。
時刻表・行先・乗り場が書かれた掲示板がありますので、そちらで確認して乗車します。
バスはこのような形です。
モロ・ヘヴェレッロ港からフェリーに乗る
モロ・ヘヴェレッロ港に到着したら、チケット売り場を目指します。
フェリーの種類
チケット売り場でフェリーのチケットを購入します。フェリーの種類は3種類。
- 高速フェリー 50分 21.50~23€
- フェリー 1時間 20.30€
- スローフェリー 1時間25分 14.80€
今回は、便数が多く一番速い高速フェリーに乗りました。
フェリーチケット購入
チケットはインターネットでの事前購入と、当日窓口で購入する方法があります。ハイシーズンの昼前~お昼頃の乗船等、混雑が予想される場合は事前購入しておくことをおすすめします。
チケット購入・時刻表や価格の確認はこちらのサイトからできます。
今回は夕方だったこともあり、当日窓口でも問題なく購入できました。クレジットカードも使用できます。
今回乗車した高速フェリーの内部はこんな感じ。寝ていたらあっという間に着きました!
カプリ島の港(マリーナグランデ)からタクシーに乗る
カプリ島に着いたら、まずはアナカプリ目指してタクシーに乗ります。アナカプリまでで€25でした。バスもありますが、荷物もあり、暑い中バスを待つのはつらいと思いました。
▼タクシー乗り場
フェリーを降りて歩いて行くと左手に見えます。タクシーが頻繁に来て乗り降りしているので、迷うことはないと思います。
▼バス乗り場とバス待ちの列
もしバスに乗るのであれば、フェリーを降りてタクシー乗り場を右手に曲がってまっすぐ歩いて行くとあります。
ホテルにチェックイン
普通ならここで、そのまま青の洞窟に行きますが、船酔いした上でバス酔いして暑い中やっとの思いで到着した青の洞窟で、小舟の上で1時間も2時間も待つという自信がない方は、乗り換えバス周辺での宿泊をおすすめします。
翌朝、青の洞窟へ
朝起きて船酔いも十分冷めて体調も万全になったところで、翌朝青の洞窟へ行きます。青の洞窟へ入れるかどうかはここのサイトで確認できます。(毎朝9時以降に発表)
ホテルへ宿泊することのおすすめポイントは3点です。
- 船酔いしたまま青の洞窟へ行くことがない
⇒わくわくした気持ちで行ける!
- 朝、青の洞窟へ入れなくても午後あるいは翌日リベンジ可能
⇒カプリ島に2泊すれば可能です。ナポリまで戻ってまたカプリ島まで来るのは面倒だし体力的にもつらいですよね…
- 高速フェリーで行く時間では行けない時間から青の洞窟に行ける為、ハイシーズンでも混雑を避けられる
⇒炎天下の中、小舟の上や階段で何時間も待つのはつらいです…
青の洞窟行きのバスへ乗る
アナカプリから、青の洞窟行きのバスは「Grotta Azzurra」です。
行った時点での時刻表を乗せておきます。(2019.8時点)
乗り場
ここを目指して行けばバス乗り場です。
運賃について
カプリ島のバスは、日本のバスのように料金支払の機械がありません。そのため、乗車時にバスの入口で運転手さんに直接運賃を支払います。
高額な紙幣は断られる可能性もあるため、小さめの現金を持っていくことをおすすめします。ぴったり払えなくても、お釣りがもらえますのでご安心ください。※ただしセント単位でのお釣りはもらえないことが多いです…。
路線図
アナカプリから青の洞窟へは、水色の路線で行きます。
バス停を降りたら目の前は青の洞窟!
青の洞窟到着は朝9:15でした。陸路から来る人も、海路から来る人も、ツアーのお客さんもまだそこまでたくさん来ていなかったので、30分待ったら入れました。
青の洞窟に入るための小舟は、漕ぎ手さんを挟んで片方が狭く、片方が広くなっています。私たちは狭い方に2人で乗ったので、苦しかったです…。広い方は大人3人でも乗れるようです。
乗ると、料金所で料金を支払うよう説明があります。1人€14です。お釣りをもらうのも大変なので、できればぴったり用意しておくことをおすすめします…!
青の洞窟の入り口は本当に狭い!船頭さんがチェーンを頼りに小舟を中へと進めていきます。
最初後ろ向きで入っても、中で向きを変えてくれるのでご安心ください。写真撮影もしてくれて、良い記念になります。
最後にチップを要求されますが、€10払って文句も言われず帰してもらいました。
最後に
青の洞窟の中に入っていたのは10分程度でしたが、とっても素敵な時間でした。船酔いする方で諦めていた方も多いかもしれないと思い、今回シェアさせていただきました。ぜひみなさんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。