フランスでは新年のお祝いに欠かせないガレット・デ・ロワ。日本のお節のようなものですね。ここでは個人的なおすすめ店を紹介します☺*
ガレット・デ・ロワとは?
galette(お菓子)des(の)rois(王様)=王様のお菓子という意味です。
イエス・キリストが神の子として見い出されたエピファニー(公現祭)の日、1月6日に食べるというフランスの伝統菓子です。
地方によって味はいろいろあるようですが、最も一般的なものは、紙の王冠が乗ったパイにフランジパーヌ(アーモンドクリーム)が入ったパイ菓子です。
他にも、チョコやアップルなどが入ったものもあります。
ガレットデ・ロ・ワの楽しみ方
家族で切り分けて食べ、フェーブ(Fève)が当たった人は王冠を被り、祝福を受け、幸運が1年間継続するといわれています。
ただ、切り分けるときに包丁に当たってしまう場合が多いので、そのときはこそっと子どもにフェーブ入りパイがいくようにするのが暗黙のルールのような…
フェーブはそら豆という意味で、元々乾燥した豆が使われていたことからそう呼ばれているそうですが、今では陶器製のかわいい人形が使われています(*^_^*)
お店のロゴが入っているなど、そのお店がオリジナルフェーブを作っているところもあるので、集めてみるのもひとつの楽しみです♪
お店
Eclat Cacao(2021年情報)
種類:フランジパーヌ・アップル&フランジパーヌ・チョコレートチップ&フランジパーヌ
サイズ:4人用・6人用・8人用
チョコレートチップのものを購入しましたが、フランジパーヌのみのものより美味しいと思いました!
4人用を2人で4等分してぺろっと食べきれます。
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Grains de Vanille(2021年情報)
種類:フランジパーヌ
サイズ:1サイズのみ(6~8人用)
フランジパーヌはぎっしりで比較的甘めだけど甘すぎないので、重く感じず食べれます。
パイもサクサクで美味しい!
断面を見るとバニラエッセンスなのか、黒い点々が見えました。甘いのはこれなのかな?と思います。
フランジパーヌを「杏仁豆腐みたいな味」と思う方は、ここのはだいぶ杏仁豆腐っぽいかもしれません。
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De Baere(2021年情報)
種類:フランジパーヌ・アップル
サイズ:4~6人用・6~8人用・8~10人用・10~12人用
パイ生地にバターが効いていて美味しいです^^
レット・デ・ロワはここのしか食べない!という人もいるくらい人気です。
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Sasaki(2021年情報)
種類:フランジパーヌ
サイズ:1サイズ(4~6人用)
パイはかためなので切り分けやすいです。フランジパーヌは甘さ控えめでシンプルなので、最初に食べて他のものと比較するには良いと感じました。
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Meert(2020年情報)
種類:フランジパーヌ・アップル…あと少し種類あったと思います
サイズ:忘れました…(^-^;
下と周りがクッキー生地で、バターも効いていてさくさく!
フランジパーヌもぎっしりで食べ応え満点だったので、小さいサイズで良いと思いました。
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番外編
Charli
さすがパン屋さんのガレットデロワ。パイ生地がサクサクしていて軽く食べれました。割とベーシックに食べれますが、あまり印象には残りませんでした。
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Le Pain
1サイズのみの販売で大きめ、しかも味も少し重いため、フェーブはかわいいですが来年も食べたい!とはならなかったです。
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LADUREE
フランスかルクセンブルクまで行かないと買えませんが、フェーブがかわいいので集めたくなります。味は正直普通で、フェーブ目的じゃないと買わないかなという感じです。
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PAUL
アップルのガレットデロワを食べましたが、なかなか変わった味でした。これもフェーブがかわいいので集めたくなります。フランジパーヌの方で比べたら5選に入ったかもしれません。
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最後に
最近日本でも売り出され始めたようですが、なかなか種類がなかったり高かったりするようなので、ぜひヨーロッパにいる間にひとつは食べておきたいですね(*^_^*)
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