前編からの続きです(*^_^*)
\前編はこちら!/
8:45 分娩室へ移動
分娩室はこんな感じです。
モニタリングをしながら、
脈を取りながら、
定期的に血圧も測られます。
モニタリング経過は、他の分娩室にいる方と合わせて、モニターで確認することができます。
名前と週数が書いてあるので、「これ、個人情報的に良いのかな…?」とか言いながら、他の方の経過も旦那と一緒に見ていました(^-^;
9:15 内診
子宮口3cm
まだ3cm( ゚Д゚)⁉終わりの見えない感じに絶望しました…
9:45 局部麻酔開始
背中から麻酔を入れます。処置をしている間は少しも動かないよう言われるので、自分の楽な体制を見つけます。
クッションを抱え、背中を丸めます。髪の毛は縛って上でまとめてくれました。
痛みを感じたら、手元のボタンを押すと自分で追加できます。
いちいちナースコールする必要もないので便利でした。
処置が終わると、上にはこーんなにたくさんの薬たちが。
普段こんなことないのでびっくりです。
10:30 人工破水
棒みたいなものを入れて破水させます。麻酔が効いているので痛みはほぼありませんでした。
この時点から、トイレに行けないので女性の看護師さんが導尿をしてくれます。
11:45 内診・導尿
子宮口5cm
10cmまでまだまだだなあ~と思っていて、今日中に産まれるのかな?と思っていました。
13:00 内診・導尿
子宮口5cm、子宮頸管3cm
子宮口を柔らかくする薬を点滴で追加しました。
赤ちゃんは本来下を向いて出てくるはずですが、私の場合は上を向いていたようで、「回すね~」と内診の際になんだか中をぎゅむぎゅむされている感覚がありました。
その後、私の待機体勢も足を上に上げる形に変更。赤ちゃんを回転させるためだそうです。
14:15 麻酔追加(手動)
麻酔が効いているはずなのに、なんだか下腹部が痛い…と思い、手動で麻酔を追加しました。
これはきっと陣痛だな…と思い、ここに来て初めていきみ逃しをするのね~と、ふーと息を吐いて耐えていました。
この痛みは、お腹の張りをひどくしたもの+下腹部のひどい生理痛のような感じ。
血圧測定のときの圧迫を、下腹部中心に強くやられている感覚に近かったです。
14:30 頭が見える
麻酔を追加しても、なぜかまだ痛いなあ…と思っていたとき、看護師さんが来てひと言。
「頭が見えてる!」
どうやら私が陣痛だと思って感じていた痛みは、赤ちゃんの頭が当たっていた痛みだったようです。
無痛でこれなら、普通分娩ではどんだけ痛いのか…とぞっとしました( ゚Д゚)
予想以上に進みが早すぎて看護師さんたち4~5人がバタバタし始めます。いつも診てくれている産婦人科の先生が間に合わないんじゃないか疑惑も…!
14:51 出産!
そうこうしているうちにいつもの先生が来てくれて、顔を見た瞬間にほっとした自分がいたことを覚えています。
ずっと、「Don’t Push!」と言われ、ふーーーと息を吐いていたら、「Take your baby! Come Come Come Come!!」と言われ、私は赤ちゃんの脇を抱えて自分の胸に引き寄せました。
(ここはキネで習わなかったらできなかっただろうなと思ったところです)
先生が来てから産まれるまで、その間 2分。
薬が効かずに帝王切開になる方もいるようなので、安産な方だったと思います。
17:00 部屋移動
その後、カンガルーケア、縫合処置、赤ちゃんの身長体重などの測定…これらが終わると、入院する部屋に移動します。
私は個室を希望したのでこんな感じでした。
横にソファベッドがあり、旦那さんも宿泊できます。
※相部屋もありますが、ただでさえ出産後の赤ちゃんのお世話にストレスが溜まる中、同室の人に気を遣うのはとってもストレスフルになると思うので、高くても個室を希望されることをおすすめします!
最後に
自分の中に10ヶ月いた存在に、実際に会えた瞬間はとてつもない感動でした。
私は同時に、出てきた瞬間「お腹が軽い!」と旦那さんに向かって話していましたが…(^-^;
胎動を感じなかったり、一心同体でない感じは少し寂しい気もしますが、今は毎日顔を見れている幸せに浸っています(*^_^*)
異国の地での出産は不安もあると思うので、この記事が少しでも不安を取り除ける助けになりますように☺*