ベルギーブリュッセルの妊婦健診の情報をメモしておきます(*^_^*)(2022年現在)なお、出産病院はサンリュック大学病院、ホームドクターはユンゲルス先生です。
どなたかの参考になれば幸いです☺*
妊娠糖尿病と診断されたために発生した検診には※をつけてあります。
- 妊娠判明〜妊婦健診の流れ
- 5週 妊娠判明
- 6週 ユンゲルス受診、血液検査
- 12週 サンリュック受診(1回目エコー)
- 12~15週 ユンゲルス血液検査
- 18週 定期検診ユンゲルス
- 22週 サンリュック(2回目エコー)
- 23週 定期検診ユンゲルス
- 26週 サンリュック(妊娠糖尿病検査)
- 28週 定期検診ユンゲルス
- ※28週 サンリュック(妊娠糖尿病説明)
- ※29週 サンリュック(妊娠糖尿病 食事内容と血糖値チェック)
- 32週 サンリュック(エコー、担当医問診)
- ※32週 サンリュック(妊娠糖尿病 食事内容と血糖値チェック)
- 34週 ユンゲルス
- 36週 サンリュック(エコー、担当医問診)
- 37週 サンリュック(エコー、問診)
- 38週 ユンゲルス
- 40週 サンリュック
- サンリュックでの受診方法
- 最後に
妊娠判明〜妊婦健診の流れ
5週 妊娠判明
妊娠検査薬にて妊娠が判明する時期です。
妊娠検査薬はKruidvatなどの薬局でも、Amazon.deでも「Clearblue妊娠検査薬」などが購入できます。
この妊娠検査薬は生理予定日の3日前から使えて、3日前だと90%の精度で、週数とともに陽性・陰性を表示してくれるので便利です。
6週 ユンゲルス受診、血液検査
トキソプラズマ抗体チェック
↓
翌週結果聞くために電話する
↓
サンリュック予約してもらう
大使館に連絡
https://www.be.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular_covid19_5.html
→母子手帳もらうはずが在庫なく、日本から取り寄せました。
母子手帳を購入する方法は、ざっと調べたところ2つありました。
12週 サンリュック受診(1回目エコー)
予約時間より30分程度早めに病院へ到着するように向かい、0階ルート260でチャージします(下部で詳しく説明します)
保険(insurance)はあるか聞かれて、現地の保険に入ってない場合は50€の支払いでした。
-1階ルート401にて、首、手足、脳、臓器問題ないか見てもらいます。
性別も希望があれば100%ではないけど教えてもらえます。
12~15週 ユンゲルス血液検査
2週間後、結果が電話で来ます。ダウン症有無、性別が分かります。
18週 定期検診ユンゲルス
問診、体重測定(妊婦さんの)、血圧測定、子宮底長測定、エコーがあります。血液検査の結果が書かれた紙がもらえます。
22週 サンリュック(2回目エコー)
予約時間より30分程度早めに病院へ到着するように向かい、0階ルート260でチャージします(下部で詳しく説明します)
ルート10(10階)で受付後、ルート17で待ちます(30〜40分程度待ちました)
30〜40分間かけて、各器官(心臓、胃など)や手足(指の数など)や頭囲などの大きさに問題がないか見てくれます。体重も教えてくれて、エコー写真も5枚ほどもらえました。
23週 定期検診ユンゲルス
問診、体重測定(妊婦さんの)、血圧測定、子宮底長測定、エコーがあります。
26週 サンリュック(妊娠糖尿病検査)
妊娠糖尿病かを判断するための、糖負荷検査があります。甘ーい飲み物を大量摂取して急激に血糖値が上がるため、気分が悪くなる方が多いです。
この検査、私は2019年の第一子妊娠中の検査のときは、どんな検査か分からなかった上に、医師が待っている前で飲むことに緊張して急いで飲んでしまって(1人でゆっくり飲ませて〜と思いつつ)。
寒気と腹痛、気持ち悪さで耐えられなかった記憶があります。早く終われ〜〜待ち時間長い〜〜〜と死にそうでした。。
第二子妊娠中の検査では、2回目&ベルギーにも慣れたので医師と雑談しつつリラックスしてゆーっくり飲みました。持ち物としてもいろいろ準備して行ったのもあり、時間があっという間で余裕でした♪
当日の流れと持ち物は次から書いておきますね。
◆当日の流れ
予約時間より30分程度早めに病院へ到着するように向かい、ルート260でチャージします(下部で詳しく説明します)125€でした。
7:30 0階ルート260でチャージ
7:50 ルート205で受付、処方箋(プレスクリプション)見せます
8:00(予約時間) 糖負荷、採血1回目
9:00 採血2回目
10:00 採血3回目、終了
◆おすすめ持ち物・事前準備
2時間は確実に待つことになるので、時間を潰せるものがあるとおすすめです。
- iPad(オフラインでもできることを考えておく)
- イヤホン(ワイヤレスは充電忘れず!)
- 携帯にYouTubeをダウンロードしていく(場所によっては電波状況が悪いため)
- 温度調節できるもの(体調によっては寒気がする場合があるため)
- お腹にカイロ(季節によっては)
28週 定期検診ユンゲルス
問診、体重測定(妊婦さんの)、血圧測定、エコーがあります。
※28週 サンリュック(妊娠糖尿病説明)
妊娠糖尿病と診断されたために発生した検診には※をつけてあります。
◆当日の流れ
9:30 0階ルート260でチャージ(275€でした)
10:00(予約時間)血糖値測定器具受取・説明
血糖値が高いとはどういうことか、測定器具の使い方説明と受け取り
10:30 栄養士さんからの食事説明
現在の食事内容、これからの食事内容
11:00 医師の問診
現在の週数、妊娠前の体重、何人目の妊娠か、その他質問事項あるか、など
私はそのあとに採血もありました。
※29週 サンリュック(妊娠糖尿病 食事内容と血糖値チェック)
妊娠糖尿病と診断されたために発生した検診には※をつけてあります。
ここでは医師のみと相談の機会があります。実際に食べた食事と、朝昼晩の食前・食後1時間の血糖値測定結果を見て、今後の方針を決定します。
食事療法のみでOKと判断されれば、インスリン投与なしで食事のみ気をつければ良いとなります。
そして「そんなに直近でチェックする日設けなくて良いね〜」となり、約1ヶ月後にまた食事内容と血糖値チェックの日付を予約して帰宅です。
そうでない場合はインスリン投与して妊娠糖尿病の対処をしていきます。
32週 サンリュック(エコー、担当医問診)
ルート401の産婦人科にて、初めて出産担当医と顔合わせです。
ホームドクターがユンゲルス先生で、サンリュックで出産される日本人の担当医は「ドビュエイル(Debieve)先生」になります。
親切で優しく、ゆったりとした雰囲気の男の先生です。
◆当日の流れ
16:10 0階ルート260でチャージ(125€でした)
↓-1階ルート401へ
17:10 (予約時間の30分後)腹部エコー(15分程度)
17:40 尿検査・血圧測定
19:30 (予約時間の2時間後)出産担当医問診
・お腹の張り、出血などの状態の問診
・体重測定
・尿検査やエコーの結果確認
・子宮頸管の長さ、子宮口の開きについて内診
・自分たちからの質問(出産が夏なので担当医の休暇日を聞きました)
19:50 採血
※32週 サンリュック(妊娠糖尿病 食事内容と血糖値チェック)
妊娠糖尿病と診断されたために発生した検診には※をつけてあります。
ここでは医師のみと相談の機会があります。実際に食べた食事と、朝昼晩の食前・食後1時間の血糖値測定結果を見て、今後の方針を決定します。
◆当日の流れ
10:00 0階ルート260でチャージ(50€でした)
10:15 -1階ルート412にて受付、待合室の指示を仰ぐ
10:25 担当医問診
血糖値測定結果を記録したノートを見せて、結果が良かったので「もう診察なしでOK」となり、「また産後、一般医(ユンゲルス)にて血液検査して、問題あれば来ることになるからね〜」と言われました。
ここの科はほんっとに待ち時間少なくてストレスフリーです♪
担当医も分かりやすい説明ですぱっと終わるけど、質問はしやすいタイプの方で良かったです。
34週 ユンゲルス
問診、体重測定(妊婦さんの)、血圧測定、子宮底長測定、エコーがあります。
内診あるのかな?と思いましたが、刺激しないために問題なさそうであれば、最後(次回)のみとしているそうです。(3年前は3回程度はありました)
36週 サンリュック(エコー、担当医問診)
◆当日の流れ
8:20 0階ルート260でチャージ(50€でした)
↓-1階ルート401へ
9:00 尿提出・血圧測定
9:40 (予約時間の1時間後)出産担当医問診・内診
質問事項
・子どもも分娩室への入室、立ち会い可能かどうか
⇒分娩室へはNG(夫のみOK)。その後入院の部屋へはOKとのこと。
37週 サンリュック(エコー、問診)
出産予定日前の最終サンリュックです。
0階のレセプションで入院手続きをしましたが、上手くできませんでした…^^;
が、病院の方に聞いた方法によると、下記の方法で良さそうでした。
38週 ユンゲルス
問診、体重測定(妊婦さんの)、血圧測定、子宮底長測定、エコーがあります。
40週 サンリュック
私は計画無痛分娩だったため(妊娠糖尿病だったため)出産予定日の前日21:00に入院でした。
以上が妊娠判明から出産までの流れになります。
サンリュックでの受診方法
毎回受診の度に予約時間の30〜20分前に到着するように行き、0階のルート260で検診費用をチャージしてから行きます。
チャージ手順
言語を選択します
Consultationを選択します
他のものを選ぶと、直接◯◯の受付へ〜と書かれて紙が出てこなかったりするんですが、それだと待っても永遠に呼ばれないので、紙が出てくる方法を選択します
サンリュックで最初の受診かどうか
Yesを選択します。(2年前の受診データは残っていないということだったので、1st Timeになります)
2回目以降の受診はNoで大丈夫です。
保険に入っているかどうか
そのあと、保険があるかどうか聞かれるのでYes/Noを選択すると紙が出てきます。
ベルギーの保険に入っている場合はYes、会社で入っていて、全額支払い後に申請して費用が戻ってくる場合はNoで良いです。
↓紙に書かれている番号で受付に呼ばれたら
基本は第一声「Can I pay the consultation?」でOKです。予約の紙か何かがあったら一緒に出すとわかりやすいと思います。
IDカードを差し込んだあと、住所と、電話番号を聞かれるので答えられるようにしておきましょう。
まあでも、チャージが全くしてない状況でなければOKなので、そんなに構えず行けば大丈夫です^^(足りなければ後日自宅に請求書が来て支払うことになるだけなので)
最後に
第一子の出産では7ヶ月の頃にベルギーに来て出産したので、最初からベルギーにいるというのは初めてでしたが、エコーの回数が本当に少なくて(エコー写真は全3回分でした)驚きました。
初めての妊娠で初めての出産が異国だと、本当に右も左も分からなくて不安ですよね…
自分自身の出産のときに、調べてもあまり情報がなく、なんとか友人伝いで情報を得るのに必死だったので、この記事が同じ思いをしている方々の助けになれば幸いです。
ベルギー生活、不便なことや不安なこともたくさんありますが、日本人皆で助け合っていけるこの環境が、温かくて私は嫌いじゃないなあと思っています☺*
どうか健康で元気な赤ちゃんが産まれてきますように(*^_^*)